SSD1306 トラブルシューティング

OLEDの使用

中華パーツで、送料込みで300円以下の入手可能なOLEDは便利な表示装置ですが、思い込みから間違えた使い方をする場合があります。

その代表例が、SH1106をSSD1306と間違えるパターンです。
0.96インチ・128x64から、そのまま1.3インチの似たような見た目のパーツに取り換えた場合、次のような表示になります。


一部の表示エリアは表示されているようですが、大部分がノイズです。
中華製ということもあって、壊れていると誤解しました。 3つ購入して3つ共なのでがっかりしたのですが、ちょっと調べると同じ症状はすぐに見つかりました。

Using the SSD1306 driver on a display that has a SH1106 controller can result in the display showing a small section of the expected output with the rest of the display consisting of semi-random pixels (uninitialized memory).

これ、SSD1306じゃないんですね。 まったく気にしていませんでした。
それをAdafruitのssd1306サンプルで動かしたので、不完全な動作をしたわけです。

早速、U8g2をインストール後、sh1106のコメントアウトをはずしてテストすると、見事に動作しました。


安心。

ちなみに、今回は二足歩行ロボットをモノアイ化するためで、結局使ったのはSSD1306の方でした。


ちょっと見た目のバランスが悪いので、もう少しデザインは詰めるとして、モノアイ自体は使えそうです。 雑魚っぽさと言う意味では狙った通りです。



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